Hi, I'm Saki

はじめまして!上智大学生のSakiです!!

 

Sakiなんていうかわいらしいなまえをしていますが

筋トレ好きのゴリゴリの漢です

 

 

中学受験でやっとの思いで合格した都内の男子校にも

そろそろなれてきた中1の春

 

ある日、仕事から帰ってきた父からふと

「Sakiさ〜 海外で挑戦してみない?」

という申し出がありました

 

わたしはいきなりの提案にとまどいつつも

「うん、行ってみたーい」

二つ返事で海外に行くことを決めました

 

理由は2つ

英語喋れたらかっこよくない??

日本の教育つまらなそうじゃない??

 

なんていう、とても安易な気持ちでした

 

〜英語喋れたらかっこいい〜

幼い頃からターミネーターなどの海外アクション映画をみるのが好きで

シュワちゃんがぺちゃくちゃ英語をしゃべりながら

銃をバンバン撃っているのに漠然とあこがれを持っていたこと

 

〜日本の教育つまらなそう〜

5つ上の兄も同じ学校に通っており

厳しい校則とむさくるしい男たちと6年間過ごすのは

正直、大変そうだなと彼の姿をみながら思っていたこと

  

このようないかにも中学生らしい理由で12才のとき

海外のインターナショナルへの転入を決意しました

  

しかし!!

 

当時のわたしは全く英語がわかりませんでした

 

わたしが知っていたことはabcのアルファベットを順番にかろうじて言えた

(l,m,nのところはあやしかった)のと

自己紹介を求められたときに話せるようにと、付け焼き刃で覚えた

「my name is Saki」「I’m 12 years old」だけでした

 

案の定

 

それだけしかわからないわたしは

授業で指されても何も言えず、かろうじて口からでたのは

「あー イェスイェス(ah… yes yes)」

「そーりー あいどんとあんだすたんど(Sorry I don’t understand)」

 

周りからは落ちこぼれのレッテルを貼られていました

 

友達とは「hahaha yea I know right」だけで会話していました

とてもつまらないやつだったと思います

日本に留学しにきた人が「ははは、そうだね〜」としか

言わなかったらあなたはまた話してみたいと思うでしょうか??

 

 

正直、甘くみていました

ポケモンで例えると、最初のポケモンコイキングだけで四天王に挑もうとしていました

 

友達がなんと言っているかわからない学校が楽しいはずがありません

 

次第に同じ学校に通う日本人とずっと行動をともにし

日本語だけで会話するようになりました

 

日本の小学校ではある程度勉強もでき足も早かったため人気者だったわたしは

過去とのギャップにやさぐれていきました笑笑

 

一時的には不登校にさえなり、父からの後日談で

本気に日本に帰そうか迷っていたと聞きました

 

  

わたしは考えました なんで?なんでしゃべれないの?

 

ショッピングモールですれ違う5歳児でさえペラペラ英語がしゃべるのに!

九九さえまともに言えない同級生だって堂々とプレゼンテーションしているのに!!

 

そんなとき、

わたしは父の友達からあることを言われました

 

「Sakiはさ〜、日本語で考えてない??英語で話すんだから英語で考えなきゃ」

 

わたしは はっとなりました

 

ネイティブの人は

英語で聞く→英語で考える→英語で話す

のに対し、わたしは

英語を聞く→日本語に訳す→日本語で考える→英語に訳す→英語で話す

という工程があったのです

 

わたしは衝撃を受けつつ、

あ、おれ頭が悪いんじゃなくてやり方が間違っていたのかと安心しました

 

今では、多くのyoutuberやブロガーが「英語脳」で考えることの

大切さを唱えていますが当時はそのような情報がネット上になく

わたしは気がつくまでに時間がかかりました

 

 

そこから考えを一新しました

いままで惰性でやっていた日本語の文法演習などは本棚にしまい、学校の図書室の

elementary(小学生)のコーナーで絵本を手当たり次第に読んでいきました

 

また、海外映画も日本語字幕を消して英語字幕でみるようにしました

 

一回見たことあるような映画は日本語字幕がなくても内容がわかっているので、

あー英語でこうやっていうのねと映画をところどころ止めながら学習していきました

  

すると次第に

 

友達ともスムーズに会話することができるようになり

 

先生にも、英語うまくなったね〜と褒められるようになりました

わたしも「あー イェスイェス」から飛躍的に成長したなと思いました

 

自分でも驚いたのはひとりごとが英語になっていたことです

 

自然と

Why did I come here? Oh my phone charger!

(あれ、なにしにここ来たんだっけ?あ、スマホの充電器取りに来たんだ!)

 

とつぶやくようになったり

 

夢の中でわたしの外国人の友達と日本にいるわたしの日本人の友達がそれぞれの言語

2人で自然に会話しているといったカオスな夢をみたりするようになりました

 

英語が自然にしゃべれるようになってからは海外ドラマであるような

楽しい学生生活を送っていました

 

国際バカロレア(IB)という教育プログラムを取っていたため

勉強がめちゃくちゃ大変なかたわらで

みんなでおしゃべりしながらショッピングモールへ行ったり

ウォーターパークや遊園地に遊びに行ったりパーティーでばか騒ぎしました

 

友達を日本へ招待して一緒に東京観光をしたりもしました

 

「おい、日本にninjaがもういないってまじだったのかよ」

と友達はすこしショックを受けていました笑

 

 

そんなわたしは高校2年生で日本に戻り、英語で無双

河合の記述模試では常に英語の偏差値70以上はとっていました

(その他の教科はボロボロでしたが笑)

 

 

そして、大学受験を経て上智大学に入学し、上智大学の留学生と楽しく交流しています

 

 

わたしは英語脳の重要性に気づき自分の脳を変えていくのにずいぶんと時間がかかりました

 

しかし、ちょっとしたコツを知るだけで大きな成果を得られるのです!

 

ここまで読んでくださったあなたにはこのような思いをしてほしくないので

わたしの経験が少しでも参考になれば幸いです

 

人生はトライアンドエラー

(これは和製英語で英語ではTrial and errorといいます)

 

自分に合う英語学習を試行錯誤しながらもみつけてほしいです!